知識の引き出し、整理整頓

時々頭をしっかり使ってブログを書くようになり、自分の知識を入れ替えしてるみたいと感じてます。
今ちょうど衣替えの頃ですね。

思い出ですが、昔レッスンに来ていた方に
「難しいことは知らなくても良いから、自分は◎◎や△△の作品が踊れればそれで良い」
と言われたこともあれば、その他
「こんなに毎日ブログ書いていて、一体何がしたいのですか?」等・・(^^;
(教わる相手に言う言葉じゃないと思うけどね)

でも諦めずに書き続けていると、今は「とても分かりやすい」「バレエを知らない人にも伝わりやすいです」という感想も増えてきて。
発信側はどうにでも対応できるんだぞー、ぐらいまで成長できたかも?
自分のブログというのは、改めてとても自由な場だなぁと感じています。



レッスンの振り返りをするのにノートに書くと良いと言いますが、知識も入れ替えをすることで、これまで積み重ねてきたことが改めて大事に思え、少し前向きに捉えられる行動や考え方に繋がったりします。
自分はよくこんなに難しいことによく取り組んできたなとか、やっぱりアンデュオールって大事なんだなとか、自分のやり方を見直す機会にも。
特に考え方やモノの見方は、誰かや普段の生活の影響が圧倒的に多い。それだけに「変えられない」という考えは勿体ないけど、案外誰も指摘してくれないからそのままになりがち。
それだけに、何か学ぶ機会って貴重。
★折を見て、端折っちゃった部分も紹介出来たらなと思います。


昨日は6月6日で「習い事の日」でしたね。
“習い事“も実は奥が深い言葉。でもこの言い伝えは好きだな。

Photo :
宮澤良輔 ( @mizryon /@mizryon_photo)


5月27日と6月10日、体験会があります!
ぜひお越しください。体験会②は、基礎ポワントクラスもあります。

体験会のお知らせ① 対象:子供バレエ(小学生以上)   (終了しました)

”健康で美しくバレエを踊れるための、質の良い指導”を心がけて23年。
大人のバレエクラスを参宮橋と目白にて、子供のバレエクラスを近県の幼稚園で開講しています。

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バレエ史研究会を聴講してきました:後編【まとめ】

後編になったところで、やっと本題へ。
先日Twitterで「バレエ史研究会」が開催されるのを知り、主催をされている方が私の母校で今バレエ史を教えておられるのも興味深く、参加しました。
(日女は今”舞踊科”があるのですよね。当時は体育科舞踊専攻)
私たちの頃も「西洋演劇史」という教科が有り、それで歴史等は学びました。

そして、ライムライトさんにもお目にかかることができました。 
想像通りの方でして、代替わりで引き継がれているバレエ教室の雰囲気もさながら、とても真摯な方達が集まっておられるのが分かりました。
本のことをとっても詳しくまとめようとされていますので、ご紹介します。
「バレエの歴史 15世紀イタリア編 -1-」


研究会に関しては昨日の記事内の目次の部分をスライド等も活用しつつ、ほぼ100分でまとめてお話くださった先生に拍手です。
世界史を見ていると、勢いを持った後衰退し、また別の場所で勢いを盛り返したら散り散りになり、でもそこで勢いを付けたりと、栄枯盛衰を繰り返してきた部分が日本の文化とは異なる点なのかな、とも感じます。
(昔は”他国を従えてゆく”というのが強い証拠なのと、更にもっと昔は宗教の力が強かったというのもありますねぇ)その中で発展してきた芸術なのだなと改めて。


ではかなりざっくりですが、まとめに入ります。

15~17世紀のバレエ
ルネサンス:中世的価値観からの離脱
レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロが活躍
ルネサンスがもたらしたバレエの芽として
富裕層(金融業などを営む)都市貴族の祝祭、余興としてパッサダンツァとバッロという2つの舞踊が生まれる

ルイ14世が自ら創作して踊ったと言われる時代は絶対王政、観客は王侯貴族達
余興として始まったバレエでも、筋書きや幕間構成はこの頃からも存在

王立バレエアカデミーが設立
バレエのポジションを考案

ロココの時代、パリ・オペラ座の女性舞踊手:マリー・カマルゴ
「靴の踵を取って踊った」と言われる
(ポワントシューズの前身)
足を打ち付けるパ”アンドルシャ”を生み出し女性で初めて跳躍のステップを踏み、技術水準を高める

19世紀前半、ロマンティックバレエの時代になり市民層も劇場でバレエを観るように

神話、伝説、幻想、異界といったモチーフが、バレエ作品に多く取り入れられる
バレエ衣装が軽やかになり、ガス灯、ワイヤー、緞帳などの演出もこの頃から

ブルジョワジーの支配”パトロン化”により、西欧ではバレエが堕落し衰退

西欧に変わり、ロシアでバレエが花開く
帝政末期のロシアではマリウス・プティパが物語バレエ作品を多数創り、現在の劇場型バレエの形式に
「帝国主義」の時代

「バレエ・リュス」とロシア革命以後
世界にバレエが伝わる
(日本にバレエが伝わったのもこの頃)

アメリカでジョージ・バランシンが、ロシアで確立されたバレエから物語性を排し、純粋な身体の動きを追求した作品を生み出し、これまでの概念を変えるバレエ作品を多数発表

第二次世界大戦後の東西冷戦中
ヌドルフ・ヌレエフやナタリア・マカロワ
ミハイル・バリシニコフがソ連から西側へ亡命し新たな境地を開き、バレエの大衆化に繋がる

シルヴィ・ギエムの登場以後
バレエダンサーの概念が大きく変わる

※これらは、お話や本から私が興味深いと感じたものを載せてみました。
(端折ってしまったのもあります)
これ以降現代はコンテンポラリーバレエ等もあるので、更に多岐に分かれていきます。


現在は誰でもバレエに親しめ、場合によっては踊りたいものも踊れたりする等、かなり一般的にも浸透してきていますよね。
今習う人達にとって「自分が時間とお金をかけてきたものは、それに値する存在」という実証や意味があると良いんじゃないかと。そういった面でも最近バレエの歴史を学ぶ機会が増えたのは、とても良いことのように感じています。

なぜ魅力を感じるかと言うと、やはり美的な要素が強い踊りだから。
そして舞踊全般に対しての基本となる部分がしっかりしているから。
また観るだけでなく踊るなら、自分の身体を使って行うもの。それなら本質の部分を知っていた方が、より楽しめるんじゃ無いかな、と感じている次第です。


【まとめ】
なんだか随分濃い世界!と私自身も感じましたが(笑)、研究として「深く狭く」があれば、親しむのは「広く浅く」でも十分楽しめます。
私は【広く浅く】をモットーにしつつも”時に深く、狭く”をこれからも心がけていきたいと思っています。その方が面白いし、教えている立場から「伝えやすい」方法をこれからも模索していこうと思います。
今回はこの辺でおしまい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました♪



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バレエ史研究会を聴講してきました:中編

まず、「バレエ史」の特徴として

⁂キリスト教と、かなり密接に関わりがある
⁂世界の動きと、かなり連動している部分がある

という点があり、それらはどうしても否めないものだったりします。
そのためバレエを習ったり踊ったりしていると、それらの要素がふと降りてくるというか・かなり関わっているというか、性質が垣間見える部分がありますね・

さて昨日ご紹介した本は、10章に分かれて書かれています。

  • 序章 バレエとは何か
  • 第1章 都市貴族の余興として芽生えたバッロ—-ルネサンス期イタリア
  • 第2章 フランス宮廷の祝典から誕生したバレエ—-ヴァロワ朝フランス
  • 第3章 宮廷の儀式・儀礼から劇場文化へ—-ブルボン朝フランス
  • 第4章 オペラと一体化したバレエの流行—-ロココ調フランス
  • 第5章 オペラからの独立と演劇的改革—-啓蒙思想期のヨーロッパ
  • 第6章 ロマンティック・バレエの隆盛—-産業革命期のヨーロッパ
  • 第7章 クラシック・バレエの確立—-帝政末期のロシア
  • 第8章 総合芸術となったバレエ—-バレエ・リュスの活躍
  • 第9章 二十世紀バレエの飛躍—-振付家・ダンサー・バレエ団
  • 第10章 バレエ界の最前線—-テクノロジーと社会主義
  • 終章 バレエの美を支えるもの

研究会でお話くださった海野先生も、「おおよそ500年で区切ると分かりやすい」と。
バレエの始まりから見ると600年位。でも多分私たちが知っているバレエとしてなじみ深いのは第6章~7章ぐらいからなので、せいぜい100年~ぐらい。
※分かりやすく言うと、漫画【ベルサイユのばら】よりも後ですよ!
えー!案外遅いんじゃないの?と思う方も、多いかもしれませんね。


★少し脱線しますが、過去ブログから2つご紹介。どちらも2018年にアップしたものでした。
ちなみに、これを書いた1か月前に日本バレエ協会公演の「ライモンダ」に出ていたため
その時の雑感も書いております。
ご興味ある方は➡劇場入り4日目、無事終演。ご来場ありがとうございました! もぜひ。


上の写真が聴講中にでてきて懐かしく思い、記事を引っ張り出しました。
そのためまた次回に続きます。



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バレエ史研究会を聴講してきました:前編

私は歴史が好きで面白いなーと思う性質なのですけど、中にはきっと「歴史嫌い」な方もおられますよね。
多分「難しい」や、「年号覚えなきゃ」という負荷(ストレス)がかかると嫌になってしまうのかも。
でも、その年代の頃に何が起きてたの?と思うと、きっと興味が湧くかもしれません。
※人間の進化、というとダーウィンみたいになっちゃうから【昔と今の価値観と状況、考え方の違い】と捉えた方が良いかもしれないです。


先日ライムライトさんがご紹介されていましたこちらの本、私も読んでおります。
名著をみつけたのでクラシックバレエの歴史やります
著者は海野 敏先生。
発刊された際からバレエに詳しい方達(評論家とか研究の方とか)の前評判が高く、どんなものかな?(私でも理解できるかな?)と購入した次第。



本は通常最初の章から読むのが通例だけど、今回は敢えて一番最後の章から読んでみてます(笑)
※「本は自分の興味あるところから読んで良いんだよ、という父の教えもあって。

この本の場合後半に行くにしたがって、より最近の出来事に近くなっていくため
「今」の時勢を知りたい場合、後半から読んだ方が分かりやすいかも?と思ったので。
いや、中々興味深い内容です。

そして昨日、こちらの講話を拝聴してきました。
明日へ続きます~

ちなみにKayanoBalletStudioのHPにも、バレエのプチ歴史のご紹介があります。



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さて、何踊ろう?続き

先日の記事からぜひ~

結局今、創ってます。コツコツと・
曲も1から探して、イメージ膨らませて。
このところ暗めなのが続いていたので、今回は明るくそして少しコミカル?な風に(なればいいなあ)。

振りが出来たら、ポワントで練習。
いわゆる、ネオクラ的なものに出来上がる予定(予定です 笑)

自作は楽しいんですけど、古典のバリエーションを踊れる気がしなくなってきました^^;
(アカン・・)
でも、古典バレエのあの厳格さの中、徹底的に自分を追い込んで高めてきた分
その型を元にユルユル自作って、かなり贅沢でなんとも自由。
いつも好きなことさせていただき、ありがとうございます!

バレエの動きの構造って面白いもので
一度理解のスイッチが入ると、パチッとレゴみたいにハマるんです。
スイッチが入るまでが色々大変なのだけど、やはりこれまで沢山創作を踊ったり
古典作品を踊ったりした経験から、探せた点も大きい。
楽しく観て頂けるものになるよう、努めます。


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続ける能力とか、感度の高さとか

昨日は初のコラボブログをお読み頂き、ありがとうございました♪
いつも一人奮闘記っぽい感じなのに、サポートが入ると嬉しいものですね☺️
双方を読んでくれた方からも、良い反応がありました。


昨日のライムライトさんのブログ、こんな記述がありました。

僕みたいにネタを書き溜めるスタイルではなく、その時に感じたことをその日の内に記事にされているので、何かにインスピレーションを受ける感度と、それを言語化する能力、さらにそれを継続する能力が凄いんだと思います。

感じたことを言語化する能力は、ダンサーの特性として一般化できない能力だと思うので、Kayanoさんがどうやって身につけたのか気になるところです。もちろん、これだけたくさんの記事を書いてこられているので、数を重ねることで磨いていった部分もたくさんあると思います。

こちらひとつずつ、思い当たることを書いてみます。

何かにインスピレーションを受ける感度と、それを言語化する能力

多分、”変わり者だから”かもしれません(笑)
これは子供の頃からよく、友人たちにも「あんた、変わってるしなぁ」と言われたり。
友達と話が合わなかった時期もあり、そんな時は図書館で本を読むことで、自分の気持ちと似通る点を見つけて納得していた部分があります。(小4頃~そんな傾向あり)

本や漫画を読んだ後、その世界観にハマるとずーっとそのことばかり考えていました。
物語の世界に入ってしまうと、それが面白くて。多分それが「変わってる」のか?分からないけど。
ただ、バレエを踊ることについてのその能力(?)は、かなり助けになりました。
意識せずとも、無意識の領域に入ってしまえるので。

上京してからは一気に練習量が増え、自分の世界に入って踊るだけじゃダメなことも理解できるようになり(結構大変だったけど)、年月を経て再びそれが役に立つようにもなりました。
バランスが取れてきたのは20代後半〜30代ぐらい。無自覚に身に付いてる雑学を「面白い!」と言ってもらってから自分に自信がつき、そこから徐々に自分の言葉をまとめるのが楽しくなっていた気がします。


継続する能力

余り考えたことない・・(笑)
但し一旦始めたものは止めないでいることで、何かしら自分を表す材料になる、とは思っています。
具体的に例を挙げると、公的な機関で「○○バレエクラスを運営しています」というと、何かしら証拠になるものの提示を求められますが、毎日ブログを書いてると「このスタジオは今も継続中」という信頼を得ることができます。でも更新が滞っている等、それが以前の年月のものだったりすると「ほんとにやってるの?」と、先方は思ってしまう可能性が高い。

そのために書いてる訳ではないけれど、バレエに関するネタはいつもどこかに落ちてる、と思っているのは本当です^^


と、今日はこんな感じで締めくくってみたいと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
台風の影響でお天気が良くないので、お気をつけてお過ごしくださいね。



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5月、最も読まれた記事

今日で5月が終わりますね。早いなぁ。
このブログも4030記事を超えました。
何か少しずつ変えていきたいなあと、工夫しています。

さて最初にお知らせ。明日の記事は『初企画』!
”ブログのコラボ”を行います。ぜひお楽しみに!


さて、5月に一番読まれた記事を挙げてみます。

まず、3位!

いつもブログ記事末尾にリンクしていますが、当バレエクラスの再生をかけて(!)色々新しい形で臨んでいます。大人向けバレエクラスは6/10開催!引き続き募集中です。

そして、2位!

今年4月から始まったよみうり文化センター北千住でのご紹介を兼ねつつ、記事にしています。
雰囲気が伝われば嬉しいです。

そして、1位!

もうダントツでした。きっと人知れず皆さん、そう感じてるんじゃないかな。
まだまだ「眠くなること=悪」という考えも少なくなくて・
実際に以前クラスを受けた方から「他では眠くならないのに、先生のクラスは眠くなるからハードすぎるのでは」とか(^^;)
いや、感じ方は人それぞれなんですけど・バレエは運動なので、それを言ってしまったらアカン・


でも羅列してみると、バレエを知ってもらう、ということと並行して「そういうものなんだよね」という考え方を書いてるような。
捉え方として知っておくと、結果自分が楽ですよね。

それでは来月も、どうぞよろしくお願いします。

動画はとある日の自習の様子。
サクッとご覧ください。


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【身体に関する記事】/元気で踊りたい人へ

梅雨入りしたかのようなお天気。今年は季節の進みが早く感じますね。

このブログカテゴリーには、【身体に関する記事】というのがあります。
「よりよくバレエを踊れるヒント」のつもりで書き始めましたが、やはり身体というのは日々生きてる存在ですから、とても多様で多彩な状態。
しかもバレエを踊れるためにどんなことが必要かなんて、今は沢山の情報がありすぎて、ですが
そんな中できる限り自分の実体験を元に書いてますので、ご興味あればご覧ください。



真面目でバレエが好き!な人にありがちなのが「身体のどこかが痛くてもレッスンする」状態。
そしてご自分なりの知識でケアされたり、マッサージグッズを購入されたりも。
今回はその方法が正解だったら良いのだけど、仮に間違っていたら大変・という一例。

以前クラスを受けに来た方が「腰が痛い」と仰っていたので、クラス前に「痛いのにレッスンできるの?」と確認したら、なんとかやってみると。そのため余り腰に負担がかからない動きに変えたりしつつ、その後私がお世話になってる鍼灸院を紹介しました。

痛いなら早く施術に行ってねと伝えたのだけど、その日は行かずにお家でお風呂に入ったり、マッサージをしたりしたそうです。
そしたら夜中に激痛になり、翌日紹介した先生の所へ行かれたそう。
診断は「ぎっくり腰」。そして夜お風呂に入ったこともマッサージも全部NGだった、と後々教えてもらいました。

私はこれまで幸いぎっくり腰の経験が無いですが、※治療師の先生からは、背中~腰の筋力バランスが良いので、余り腰に負担がかからないのだろうという判断。
また先生曰く、”自己診断でのセルフケア”というのが特に厄介で、揉んじゃダメな時に揉んでしまったり、温めちゃいけない時に温めたり・それで更に悪化させちゃうのだそうです。



【なぜ痛くても、自分でなんとかしてしまおうとしちゃうのか?】

⁂ 放っておくと何とかなる、と考える習慣
⁂ 治療費の問題(マッサージや鍼灸治療は自費診療扱いになることが多い)
⁂ 痛みの原因=凝りや年齢のせい、または筋力不足と捉えてしまう

身体に痛みがあるのは決して良い状態じゃないので、我慢せずに病院に行く等は必ずしましょうね。
更には、調律してくれる人や場所を自分の中に確保しておく。
★良いアドバイザーを近くに持つ。
よりよく踊りたいなら、痛みの原因を知るところから始めることが大切ですよ~。


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書き続ける熱量

最近朝にブログ記事をアップするようになってから、少し時間の使い方が変わりました。
朝が明るくて起きちゃうのもあるけれど、空気が澄んでていいな、と。
でも今朝は雨ですね・早くも梅雨入りしそうな予報もでています。

私は記事の書き溜めを殆どしないので(下書きはするけど)、書くネタは日々の生活の中から拾ってきています。ある意味気負わないための工夫。
1記事書くのに、実は結構熱量が必要です。
でも今は余り苦じゃない。面白い、と感じてくださる方のお陰です。
人は興味が有るものの会話をするし、興味があるからこそ、言葉にする(ですよね^^)

20年ちょっとバレエ教師兼ダンサーやってますが、だからバレエの事しか書くことが無い、というのもすごく範疇が狭く感じて自分には無理・・
なので範囲は自分の関心事に留めているけれど、領域としては結構ニッチなのかも?とは思ってます。



SNSが出来てからは、自分の行動を見せるようになった部分も大きいですよね。
多分見せることによって周りに知って欲しい、という気持ちもきっとあるのだと思います。
だけど今個人的にはレッスン風景も基本余り載せないし、あとタグ付け等も殆どやらない。
やはりギリギリ「見えない部分」を作っている方が個人的には好きで、何より気持ちが楽。

反面ブログの熱量が高くかんじられる(時にしつこいかも 笑)は、多分見せないように心掛けている部分故の反動かもしれません。
そう思うと、やはり言葉ってものは便利ですよねぇ。


【今日のブログ・あとがき】

以前も書きましたが、私のレッスンに関心を寄せてくださる方は同世代が多いです。
でもこの世代、体調も上下動しやすいお年頃で様々な責任も負うし、それにこの年齢から新しく何かを始めるのってそれこそ熱量高くないと無理~、と考えがち。

でも先輩格の方達から伺うと、一番大変な時期を過ぎると楽になるんですって!♬
で、しんどい時でも続けてきた人の方が、後々健康でいられるんですって♬
ご自分の熱量を下げずに済むように、一緒に頑張っていきましょう。



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知的好奇心 ~東大寺講演会より

長くブログを読んでくださってる方は、お気づきかも?しれませんが
私、帰省した折等にはバレエの事はそっちのけで、”奈良のこと”を書きまくっていたりします(笑)
東大寺とか奈良公園とか、春日大社とか・
実家があるのがその近辺なので、まぁ無理もないんですが・笑
神社仏閣はじめ遺跡等も沢山あるので、時間が許す限り出かけるようにしています。

ちなみに両親の出身は、父は大阪で母は静岡。
奈良に住むようになったのは、父が奈良のとある県立高校に教師として赴任した際、今の家にほど近いところに住まったのがきっかけだとか。
父もですが母の方が奈良の歴史に対しての感度がより高く、由緒ある土地の独特な雰囲気にすっかり魅せられてしまったようです。

ただ、古い土地と言うのはそれなりに閉鎖性もあり、特に先の世界大戦で、静岡の母の生家付近は空襲でかなりやられ、母自身も幼い頃大変な経験をしてきています。
それを知らない奈良の人と「話が全然合わない!」と昔言ってたことも覚えてるので・決して良いことばかりじゃないよーな、とも・・。
でもきっと1000年以上も前に都が置かれ、色々スッタモンダしまくってたであろう奈良の古の歴史を知ることで、母なりに理解を深めていった?のかもしれません。(知らんけど 笑)

母は後年、そんな奈良好きが高じて勤めを定年退職した後、奈良国立博物館で学芸員のボランティアをやっていました。そしてその後【奈良まほろばソムリエ:奈良検定】にもチャレンジ。
確か3級は楽々だったけど、1級がもう完全にコテンパンになり難しくて悔しかった!と言ってたのを思い出します。



娘の私は、どちらかというと歴史は好きで、学生時代はかなり得意ではありながら
「うん、好き」なレベルですが、昨日初の東大寺の文化講演会を聴講してきました。

これが中々興味深かったです。
まず、ここに集まる方は全員、奈良についての知的好奇心の高い方達。
講演会は二部構成で無料なのにも関わらず、レジュメが2冊も作ってくださってあり、東大寺を造った四聖について2つの局面からのお話が聞けて、漠然とは知っていたけど点でしかなかった部分が線になって繋がった気がしました。

※東大寺を造った四聖:聖武天皇、行儀菩薩、良弁僧上、菩提僧上、と言われていますが
これだけじゃないですよ、というお話も。

面白かったのが、講義くださった先生方お二人とも「時間が足らん!」というニュアンスを出しながら説明くださっていたこと。
レジュメを元にもはや神話の世界に近い範疇なのに、しっかり参考文献も出してきてくださる。
壮大なので上手くまとめても、時間足らないですよねぇ。
そこには空想だけじゃないけど伝承で残ってるものも沢山あって、今は案外知られてないような・

「逸話が沢山残ってる、ということは、それだけ遺すに値いするもの=なくならない」
という指摘もされ、あぁやっぱりそういうもんなのかもなあと、感じた次第なのでした。

誰にも親しまれる「奈良の大佛さん」ですが、建立に至るまでの様々な経緯、そしてその後の波乱な状況、これらは本当に脈々と守ってくれた人達のお陰なのだなぁと思います。



歴史あるものを「ただ、古いもの」としてしまわず、また現代と照らし合わせてみて
「遺すに値する」伝説になるような・そんな水準まで高めるか、もしくは大衆化して受け入れられる層を増やすか、のどちらかになるのかもしれませんね。現代は、そんな課題も山積みだなぁと思います。


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