エドワード・ゴーリー展鑑賞記

先日エドワード・ゴーリーを巡る旅を鑑賞。
渋谷駅を東急文化村の方へ。今は改装中の文化村を横目で見ながら歩くこと15分近く、
その先の閑静な住宅地。
松涛美術館は、優美な建物ですねぇ。
ちゃんと入ったのは初めてかも?


美術館の優美さとあいまって、緻密で繊細なゴーリー氏の作風の画はとても良い感じでマッチングしていました。
「怖い」という印象が強いらしいけど、もしかすると子供の頃見たらそう感じたかも・・
ついついジッと見入ってしまう、そんな感じです。

順路を間違えて2階に先に上ってしまったのですが、パッと目に入ってきたのがこちら。

「お、おー!」

「あ、これ、知ってる!」と脳内スイッチがパッと切り替わる瞬間。
昔Tシャツで持っていたような‥でもどこいった?(ということは持ってない?^^;)
この作画を描いた人だったのか〜

子供に関するイラストや絵本も、大変多く描き遺しています。
だけどほのぼのとしているだけでなく、冷酷なシーンもあったりして。


この本が有ったので手に取りましたが、内容が余りに救いようが無く、3回読み返してしまった…。

あるところにシャーロット・ソフィアという女の子がおりました…。
トレードマークの微細な線画で圧倒的な背景を描き込み、1人の少女の不幸を悪趣味すれすれまでに描いたエドワード・ゴーリーの傑作。
https://honto.jp/netstore/pd-book_02066140.html

階下の展示から改めて上の階へ移動し、そこは舞台美術やダンサーが沢山描かれたものが多く展示されていました。

NYCBの公演は50シーズン観たとか。
ジョージ・バランシンが大好きで、亡くなった年にNYを離れたそうです。

2つ前のブログ記事にも書いたけれど、踊りの情景は絵で伝える方法もありますが
彼の作風はとてもとても細かくて繊細で、だけど、ユーモラスで、それでいて現実的。

薄紫のレオタード あるいは、年がら年中ニューヨーク・シティ・バレエを観に行くこと (単行本)

こちらのイラストも沢山展示されていました。

行った日が混んでいたため、もう一度行こうかな、と計画中。
もうちょっと、じっくり観て想像してみたい気持ちになってます。


5月27日と6月10日、体験会があります!
ぜひお越しください。体験会②は、基礎ポワントクラスもあります。

”健康で美しくバレエを踊れるための、質の良い指導”を心がけて23年。
大人のバレエクラスを参宮橋と目白にて、子供のバレエを近県の幼稚園にて開講中。

レッスンへの質問、体験レッスンのお申込みはこちらから
個人レッスンや、講師依頼等も承ります

日本ブログ村ランキングに参加しています。

ポチっと押して応援してください。励みになります。


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログで、どこまで伝わるもの??

まず昨月に、このブログが4000記事を超えましたが
正直今後続けるの、どうしよーーぉかなー、と思っていたこともありました。

でも始めたばかりのものとは違い、既に自分の中でルーティン化してるものを
急に減らしたり、フェイドアウトさせるのもな・と。
そう思っていた矢先に刺激になる存在が現れて、再びちょっとやる気に(笑)

公開後にSNSで共有すると、バレエを習ってる方や先生
またはそうでない方からの反応があったりしますが、ある意味自分の生存確認手段(笑)
読み手によっては、かや野さんの近況報告手段だよね、とか
また知らない方からは「いつか、クラスを受けに行ってみたいです」とか言われたり
(早よ、きてねー)
微力ですが、何かしらの役には立っているみたい。


バレエを伝える手段として
(バレエクラスを主宰している身としては
”良さを知ってもらいレッスンに来て欲しい”があるけれど)

映像が良いのか
写真が良いのか
イラストが良いのか
舞台を観るのが良いのか
実際にクラスを受けてみるのが良いのか?


と、様々な方法が考えられますが
やはり、受け手側がまずアンテナを張ってキャッチすること、は大切。

更にはどんなに優れた写真や映像・イラストも
描き手や撮る側にバレエに対するリスペクトが無いと、良さが伝わりにくいという・・
非常に厄介かつ、ハードルが高いものだったりする。

でもブログなら、軽くサラッと読むこともできるし、
興味があれば、更新の度に読んでもらえる(だろう)し
書き手がバレエ教えてたり踊っていたりしたら、そこそこ何かが伝わるのでは?と。

ただし、デメリットもあって
サラッと読めるゆえに、残らないこと。
(重々しく、自分の理想論を書くのも良いけれど、そういうキャラでもないので)

また本であれば所有できるけど、インターネッツの世界ですから
急に「消しました!」ということが無い訳でもない。
何よりも、大勢ある中に埋もれるのは覚悟のうえで。

でもでもやっぱり、書いているんですよね。
これって私のレッスンスタンスととても似ていて

「何か特別な意味を持たせない」

淡々と続けているから良いのかも。

今日はこんな感じで、〆てみたいと思います。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。


5月27日と6月10日、体験会があります!
ぜひお越しください。体験会②は、基礎ポワントクラスもあります。

”健康で美しくバレエを踊れるための、質の良い指導”を心がけて23年。
大人のバレエクラスを参宮橋と目白にて、近県の幼稚園で子供のバレエを開講中。

レッスンへの質問、体験レッスンのお申込みはこちらから
個人レッスンや、講師依頼等も承ります

日本ブログ村ランキングに参加しています。

ポチっと押して応援してください。励みになります。
いつもお読み頂きありがとうございます。

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村

バレエは広まってる(よね)

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

こんにちは。
昨日の記事、沢山の方にお読みいただきありがとうございました。
バレエ作品の紹介(特に鑑賞記)の時は、共感してもらえる割合が高い気がする。
取っ掛かりやすのもあるかな。



今は”バレエを広めよう、伝えよう、”と、余りシャカリキにならないようにしています。
バレエをやってる側からすると、どうしても自分自身を絡めざるを得なくなるし
(でももっとアピールも必要!と言われているけど)
知名度の有無は大きくかかわってくるものですから、匙加減が難しい。


バレエを知らない(もしくはちょっと知ってる)ぐらいの方から、話を向けられた場合
淡々と状況を伝えてます。

「日本人でバレエで有名な人、何人かおられますね」と聞かれたら
「実は今はいっぱい、世界のあちこちで踊っていますよ~」と言えば良いし
「どこが一番トップレベルのバレエ団なんですか?」と聞かれたら
自分が推すところ含めて、幾つか名前を上げれば良いし。
バレエの話がしたい、と言うよりも、当座の話題作り、と言うのもあるだろうし。
でも本当に興味を持ってる人なら、話してる間にお互いの熱度が上がって行くから。

特別なものなんだ、と言う世間の目と違って
普段のバレエクラスは、プロフェッショナルやアマチュアの方でも共通な理念の元で行われてるから
実際大人でも、レッスンに親しむ(熱心に取り組む)人が増えてるのも事実です。

ここから先は構造の問題になっていくので今は書かないけれど、絶対に昔よりも広まってる、と私は感じています。

昨日載せようと思っていた、改修前の東京文化会館の楽屋裏にて。
日本バレエ協会”白鳥の湖”



Kayano Ballet StudioHP

2000年にスタートした、大人の方向けバレエスタジオ。
「丁寧な手本と方法」そして「バレエを通じて日常に活かせること」
舞台経験豊富な講師が、バレエの基礎を分かりやすく指導します。

遠方の方や、スタジオレッスンに来られない時にオンラインレッスン♬
個人レッスンもできます。(時間・曜日応相談可能です)
オンラインレッスン・おうちでバレエのご案内
体験レッスン・新規ご入会のお問い合わせはこちらからお問い合わせフォーム

バレエブログランキングに参加しています。ポチっと押して応援してください♬

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ バレエへ