習い事をする意味

「習い事(ならいごと)」の言葉を検索すると

”「稽古事(けいこごと)」を(古くさいと)嫌って言い出した語”
と出てきたり

”芸事・技術などを師匠について習得すること。けいこ事。” とあったり

はたまたWikiだと
”習い事とは、一般的に幼稚園・保育園児から中学生までを対象にしたもので、主に学問・スポーツや楽器などがあげられる。”

と、あったりします。
(なので、大人の場合カルチャー等では「生涯学習」のように、言い換えてるのかも)

さらに「稽古」で検索すると、こんな風に書かれています。(引用抜粋)

稽古は一般的なスポーツやレクリエーションなどで行われる練習と重なる部分が多いが、練習が競技会などの本番を目指して必要なスキルを習得するために行われるのに対し、多くの芸道では稽古は技の習得とともに自己の内面を研鑽し高めるプロセスとして捉えられており、そのすべてが本番であるといわれる[3]。そのため、稽古はスポーツの練習などと比べると躾け的な要素も多く、「修練」「錬成」などと言い換えられる場合もある[3]

形の指導以後は細かい指導は行わず、稽古を通して師匠や先達の技を盗むという伝授方法を取る芸道も多い。稽古での成長過程は守破離という言葉で表される[3]。例えば 日本武術などの形稽古においては過去の達人であった先人の遣った理想的な形に近づくべく修練することである。 こうして身についた形を守っている状態(守)に限界を感じ敢えて形を破り(破)、形に制約されない境地へ至る(離)。

武道芸能に限らず、親方や師匠が教えることを、稽古をつけるという。また、単に学んだことを練習することも稽古という。さらにお稽古ごとというと、伝統芸能に限らずピアノ教室なども含まれる。どれにおいても、稽古を積み研鑚を重ねることによって実力をつけていく。

もっと知りたい方は→こちら をご覧ください。

ちなみに、バレエでは最近は「レッスン」と言うけれど
ずっと「お稽古行ってきます」と、言ってましたね。
(やっぱり「お稽古」じゃないかしら。)


思うに、先生が偉くて、習う側が下、という訳では決してないのですが
習う側の心構えとして、これらが理解できてますか?といったことを
教える側として感じることは、時々あります。

心構えが出来ていないなら、できるように気付かせる、言葉で誘導する
それでもだめなら叱る等(子供の場合)、様々な方法を状況に応じて選ぶけど

なぜこれらの心構えが出来ていた方が良いかは
長く習い事を続けてきた人には、理解できると思いますが
最終的に「自分自身の矯正」や、「可能性の発見」に繋がるから、じゃないかなと思います。

プロになるため、その道で食べて行けるようになるため、だけじゃなく
人として強くなる、という意味が含まれているように、私自身は感じています。
(固い言葉だけど・・)

そして何よりも、教える側と同じ目線でものが見れるようになるので
稽古場には良い空気が流れて、皆がやる気になる、良い方向へ向かうのです。



「習い事なんだから~」
「どうせ、習い事程度だし」

という言葉に惑わされず、ありたいですね。

10/29(土)生ピアノ演奏によるクラスレッスン&スタジオパフォーマンス行います。
当日のみ参加(参加特別枠)または、リハーサル付き(5回/10回)参加、のいずれかからお選びいただけます。クラスレッスンのみ、参加枠もございます。

10/29(土)クラスレッスン&スタジオパフォーマンス、参加者募集中!

『大人のバレエはエレガントに美しく』
”美しくバレエを踊れるための質の良い指導”をコンセプトに
目白と初台でクラスを行っています。

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学ぶ気持ち

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。
昨日は「踊る気持ち」、今日は「学ぶ気持ち」について、書いてみました。

昨日幼稚園バレエの小学生に、先日の舞台動画の瀕死の白鳥(ゲネプロ中撮影)を見せたところ

「えーーー、これ先生じゃない!」
「先生だよー、動き方が先生だもん!」
「先生なのー?違う人みたい!」

と、よくもまぁ本人を目の前にして、色々なことを言われました笑
まぁ無理もないよなと思いつつ、動画であっても想像力の一端になったなと、シメシメ(#^^#)
★YouTubeにあげて良いお許しが出たので、アップします。またお知らせしますね。

分かりやすく言えば、演じるためにはまず、姿かたちを変えてしまう。
そして忠実にそれに対して模倣したり、特徴を掴んで自ら行ってる姿を、誰かに見せる。


今簡単な小作品を、子供達に振り付けています。
猫だったり「時」だったりと少し抽象的ではあっても、分かりやすいものをテーマにして
音楽も学校でかかってたりする知ってる曲を使ったり等、「段階を踏んで」表現する経験を積ませることができます。

大人の場合、抽象的なテーマや動物を持ってくると、まず見た目に違和感が芽生えることが多かったり
それこそ照れが生じたりなどで、「既に概念として分かってるもの」を、チョイスした方が良かったりします。(プロが踊るのはまた別ですよ)

時々雰囲気(ゆったりした動きは優雅~とか)だけしか見ていない方もいますが
実際踊った時には、まあしんどいし、難しいわ、と言う現実を知ってびっくりされます。
踊ることは呼吸のコントロールが大変ですし、ほぼ運動だし、それに加えて何よりも難しいのが”佇まい”なので、それは普段のレッスンや日常生活でも「姿勢や所作」について意識を配ることが、必要になってきます。


時に大人で陥りやすいことで、「体のことが分かっていると踊れる」と勘違いしてしまいやすい思考パターンがあります。
体を整えて鍛えて、正しいアンデュオールを覚えてそれを使い、カフライズやルルベの練習で脚力を鍛え、スポットラインの付け方で回転の方法を覚えて、アームスのポジションを守り、丁寧にポジションに入れて・・等、気を付けることは確かに沢山有りますが、それらが出来てもその人自身の中身がどれだけあるの?に目を向けて行かないと、踊りはただの「動作」にしか見えません。
今まで学んできたことが沢山あるなら、ぜひ活かしましょう。
教養を感じる踊りができる人は素敵です。

★最近はオープンクラスが増えて有名処の先生が多く教えるようになり、それに集まる人が増えました。
でも「自分を深めたい」時にはちょっと軽く感じるような空気もちらほら・・人で賑わうのは悪いことじゃないけど。
バレエ教室に居た頃は先生から直々に踊るための心構えを教わり、育ってもらったものなので「楽しくレッスンー!」とだけやってても、何か、うーん・・と言うのは、同世代ではよく語りあいます(ザ・昭和世代アルアル)。
なので個人的に”相談できる師”を持ち、普段は自分でこなせていても、もう少し深めたい、と言う場合は個別に見てもらい、適格なアドバイスをもらうのが的確かもしれませんね。
それは本当に、端折ったり無下にしてはいけないことだと思っています。


そんなことを想いながら、10月のスタジオパフォーマンスを企画。一歩前に進みたい方へ。
今回のコンセプトに共感してくれる方のためにも、もう少し参加者の方を募集しています。





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バレエ指導と、新人教育との相似

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日友人の代講帰りに、ふと立ち寄ったパン屋さん。
そこに新人研修(であろう)な、女の子が居ました。
どうやら入店後まだ日が浅いようで、「いらっしゃいませ」の後、会計していく際
言葉が続かなくなってしまって。
傍らの補佐役の人から指示を受けつつも、その子自身はお客である私にはその後無言になってしまい
「どうも感じ悪い」思いをしてしまいました。


ふと、私がホテル勤務だった頃を思い出しました。(もう20年以上前になるけど)
プロフィールにも書いてますが、私バレエスタジオを開講する前は都内の某2か所のホテルで勤務していました。

当時上司だった社員さん(私はアルバイトの立場)が、ものすごく理路整然とした方で
段取りと覚えなきゃならないことを理解するまでは、表に立たせてくれませんでした。(それも結構沢山有った)
そして勤務終了前には必ず全員が閲覧する報告ノートを書くのですが、それも全部チェックし
誰が見てもその場の状況が分かるように書くように、と指南されました。
私は接客経験はあったけど、今思うとかなり濃く、しっかりした手ほどきを受けていたなぁと感じます。

大人のバレエを教えるのって、接客業の新人教育ととても良く似てる気がします。
お客様の話を聞く、気持ちよく対応する、迅速に会計する等、相手の立場に立った目配り気配りが無いと色々なことは覚えられないし、状況判断もできないし、注意も耳に入らない。

でも、大抵仕事の場合なら一生懸命臨むかもしれませんが、習い事となると即理由付けが出てきて
「緊張してて」「覚えられなくて」と答えてしまうことも。
でもやると決めたら、緊張しても対応しなきゃなのです。慣れないこと、難しいと感じることを浴びて浴びて、自分を慣らしていく。

「バレエの先生って接客業じゃない?」と言った表現をする方もいますが
でも習うことって、教育とか研修みたいな方向に行かない?なんてつい思ってしまいます。
踊りを踊るうえでの正真正銘のお客様は「観客」です。
習う人は自分のために自分を高めるために教わる訳で、楽しさはそれを包んでいる袋みたいなもの。
普段から気持ち良く臨めてるかどうか?ゼひチェックしてみてくださいね。

21歳頃。この頃から勤務しながらレッスンしていました。ハードな毎日でしたが、よく頑張ってたなって思います。

こちらへのお問い合わせも、お待ちしております。

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自分で”空気を創り出す”

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

レッスンに参加する時、なぜか委縮する。
緊張する。頭が真っ白になる・・・等々、こういった状態になってしまう時は大抵
「気持ちが空回りしてる」ことが多いんじゃないかな、と感じます。
いわゆる「気合いだ!気合いだ!気合いだ!」の状態なのだけど
気合を入れた後グッタリ疲れてしまって、燃え尽きてしまうのではないでしょうか・

だけど裏を返せば責任感が強く、完璧主義的な面に加え、なおかつ”忠義”的とも言えます。
自分の楽しみのためだけ、であれば、実はそこまで自分を追い込まない(だろう)し。


でもそういった人に注意をする(指摘やアドバイス)時、こちらも実は伺いつつなことが多いため、参考にしているのが昔の”武将と家臣”の関係。

今は鎌倉殿の13人とか、その前の麒麟が来るとか、まぁ「ドラマだよね」と割り切って観てる部分もありますが、昔は人を追い詰めた先に起きる「事件」が多すぎて^^; 正直ちょっと引きますね・・
世界史も時々参考にしますが、絶対的に相手を自分に従わせる、と言うのは本当に難しいものです。
融和的にやれていたとしても、他国に攻め込まれてしまった故に服従させられるとか、日常茶飯事的に登場するし(今の世界情勢にも通じる点は沢山あるし)。


でもそうじゃない環境で、しかも「学ぶ・教わる」と言った目的なら
少しリラックスしつつ、失敗も笑い飛ばしながら一歩一歩行くのが一番だと思います。
よく「空気を感じながら」と言うけれど、空気そのものには固いも柔らかいも無いですよね。
でも固い空気とか柔らかい空気と言うのは、居る人がその場の雰囲気を作り出してしまうものだから。
何事もリラックスして臨みましょう。


♡バレエ作品を踊ってみたい方、スタジオパフォーマンスに参加しませんか?♡

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「上質なことを教える、伝える」

こんにちは。
バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

「上質なことを教える、伝える」というのは
子供や大人問わず、とても大切。

まず上質さってなんだろ?ですが
「そのことを知らずに、まぁ、なんとかなるさ」よりも
「今は分からなくても構わないから、まず耳にする機会がある」
ことを選択している方が、絶対に良いわけです。

例えば、子供達にストレッチを教える際(=中でも開脚等の指導)
「まず脚を横に開いて、右、左、前!」のやり方でも良いかもしれない。

だけど
「ね、お尻の奥にあるコンコン当たる骨の上に座ってから、脚を開いてお背中伸ばしてみようよ」
と、方法論や姿勢を保つための部位を伝え、気づかせて初めて
「あ、ストレッチってこういう風にやるのかな?」
のように、理解しだすと感じています。

開脚をするなら、沢山足を広げられるようになりたい。
これは大人にも当てはまるけど、上半身あっての脚(下半身)なのです。
上半身が固いと、背中や腰も骨盤の動きも固いから開きにくい。

でも、”それを直すこと”が第一の目的になってはいけないし
あくまで気づかせて、自分でやる方向に持っていき
更に小さなお子さんの場合、親御さんに伝えて状況を知ってもらい
そこから正しい知識を伝える。(ここまでは役目だと思ってます)


一つ言えるのは、皆さんそれぞれ理想がある訳で。
伸びやかな体、強い体幹、美しい姿勢、速く走れる足・・(など等々)
でもそれを、最初から持ってる子はそうそう居ません。
居たとしても、使いこなせていないと持続不可能だし
そうなりたいなら、努力が要る。

子供の場合は発達と発展を見ながら
大人の場合も、発展と(そして)できなくなっていく部分を見ながら
両極にあるものを感じつつ、バレエを指導していますが
もう面白いぐらい(ここには書ききれない)気付くことが多々(笑)

「上質さ」の大切さを伝えつつ
大人も子供も、発展(成長)していって欲しいなと常に思っています。


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美的感覚の指導

こんにちは。
バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。


台風が近づいていることもあって、過酷な猛暑は少し和らぎそうですね。
(でも蒸し暑い)

昨日の10年前の動画を見てくださった生徒さんから
「当時の先生は小枝みたいですね!」というご感想を頂きました(笑)
ついでなので、もう一つ貼っておきましょう。
金平糖のバリエーションより。


バレエシューズではあるけど、今よりも俄然キレが良い笑
そんなもんよね。
でも、今自分周りに居る人は、以前の写真等を見せても余り感動されなくて
「今の方が良い」と言ってきたりするから、なんとも不思議。


動けるだけが良いのか、と言うと案外そういうものでもない気がする。
やはりその”今の年齢”に相応しい(もしくは少し不詳に見える)ぐらいの
雰囲気と言うか、その人が持ってる力が表に出ることが
踊りの魅力のひとつじゃないのかな、といつも思います。

技術を教えてもらうのも大事だけど
そういった美的感覚は、多分昔の先生の方がしっかり持っておられ
絶対ここからは下げない、と言う強い意志をお持ちでした。
昔気質の先生からビシビシ指導されたことって、中々消えませんね(笑)

でもウチに通ってくださってる方、皆さん綺麗にされてるなぁと感じます。
きっと色々感じ取ってくださってるんだな。



★ビシビシ言われることが少なくなってきた昨今
SNS上での毒が含まれる(誇張が多い)ことへの、中毒性と言うか
「それ自体に面白さを感じちゃう」人も、昔より増えてる気がします。
ま、好き好きだと思うんですが。
色々過去に経験してきた身としては
誇張が多い部分に、そこまで関心を持たずに済むメリットもあるんだなと実感中。
バレエって、様々な局面があるものだけど
本来は自分を高めるものですから。



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種を撒き、育てる

こんにちは。
バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。


しがない一バレエ教師兼ダンサーの私ですが
時々「バレエってまだまだ認知度が低い!」と言う投稿をみると
そうかな・・・・?と思っています。


興味のある人がグンと掘り下げる。そもそも、そういう分野。
そして何でもってその分野の秩序が保たれているか、認知度にこだわる人は
そこを見るべきじゃないかなと思っています。


今日は幼稚園バレエ。
お子さんが習うことは、親御さんが居られるわけですから
体験後に受講のお礼と共にバレエの歴史や成り立ちを簡単に伝え
レッスンの意図を示し、そして様子を見ます。

その時間が、楽しさえすればいいのか
難しかったと言ってたけど、頑張らせてみるのか
まずそこが分かれ目です。
そこは強制できないし、相手の判断に委ねるしかないけれど
その中で一人でも入れば◎。
実際そういう子は続けるし、自分の肌で感じて沢山のことを覚えてゆく。


大人も似てるかな。
同じ方向を向いてる方同士は気が合うし、教えたことが伝わり良くなっていかれる。
基礎の段階で土壌耕し、テクニックを覚える段階でそれが芽を出す。


とても地味だけど、育てることや知ってもらうには種を撒くところから始めるわけで
その種が育つ土壌も必要です。
微力だけど自分はその種をコツコツと撒き、せっせと土壌を耕してる気がします。

今回は入会が4名♪ にぎやかになりそうです。




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”バランスの取れたレッスン”

おはようございます。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日のブログの続き→裏話編から。


「せんせい、わたし、おおきくなったらバレリーナになるぅー」と言うお子がいまして
正直「へ!?」とビックリした私。
まず飽きっぽくて、だけど一端やりだすとこだわりが強い。
そして興味のあることには「わたし、せんとうがいい!」と名乗り出る(笑)

「それだけ、楽しんでるってことですよね。」と親御さんも笑いながら。
すごいよね、子供の気持ちのデコボコ感・・と、常に見守っている状態。
この子のお陰で「気を逸らす」ことが、実に鍛えられてます。(笑)(笑)


私が子供の頃、地元の奈良で教わったバレエの先生は、どこか怖い印象で
私が8歳から習い始めたというのもあり(小学生で、ある程度自分のことはできる年齢)
手取り足取り優しく、と言うタイプでは無かったですし
だけど出来るようになったら、色々目をかけてくれるようになった、と言う感じでしょうか。

表現力や想像力を掻き立てることにとても長けていて、厳格に基礎を教えるというよりも、まず自己表現をさせてくれる先生でした。

だけど、基礎力が本当に無くて(アンデュオールとか体の使い方等、全然なっていなくて)
そのため短大入学時に上京してから入所したバレエ教室では、必死で基礎をやり直したわけです。
自分には足りないと感じるものが有ると、それを埋める努力を人一倍続け、なので今に至る訳ですが
自分が教える子供や大人の方には、”バランスの取れたレッスン”を提供したいなぁと、常に思っています。

バランスの良さって、大事。







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6月末まで、入会キャンペーン延長します。


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開脚ができるようになった子

おはようございます。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。


先日ストレッチの記事を書きました。⇒お尻のストレッチでフワフワに
こちらの内容を少し応用して、昨日マンツーマンになった小学生へストレッチ指導してみました。
体のある部位がどうしても伸びにくく、開脚が不得手な彼女に「こういうの、やってみよう」と幾つかのエクササイズを与えてみたら見事にそのポイントにヒット♬
90度にも満たなかった横の開脚が、ちゃんと開くように。
本人とても不思議そう・・でもとても嬉しそうでした。


子供のバレエはエクササイズが多め。まず体の色々な部分を目覚めさせていくのが目的ですが「効果を感じながら行う」なんてことができるのは、正直小学生以上じゃないかな、と思っています。
これは言語能力の向上と、比例してると思ってる私。
それまでは「できたね!」と言う点を押さえてあげた方が良い。(子供によるけれど)集中力が続かないというよりも、気が変わりやすいためすぐ飽きちゃったりします。

飽きやすい子の方にどうしても目が行きやすく、コツコツやってる子が引きずられないように配慮することで精いっぱいなことも多々ありますが、少し理解できるようになってきた年齢の子に”ちょっと特別な”時間として掘り下げてあげるのも時には必要ですね。

それにしても、お尻~腰方型筋のエクササイズの効果は侮れないなぁと実感。
私も真面目に続けてみたいと思います。

バレエクラスのご案内

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”大人からでも長く・美しく踊れる体作り”をコンセプトに、バレエクラスを行っています。

入会キャンペーンを5月末まで延長します。
5/4&5/5にGWレッスン(ヴァリエーション)行います。



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「何かが違う」

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教えることで得られる充実感は、”相手との手応えがあった時”。
内心「やったー」と心の中で万歳してます(笑)


例えば動きの質感を伝える時など、過去に教わった海外の先生が仰ったエピソードを、良く引っ張り出すことがあります。
日本語はとても多様なので、一つの言葉から幾つものニュアンスが受け取れる。
なので「何か違う・・?」と感じた時、どれだけ言葉で分かりやすく説明しても、どこか伝わってない気がしていました。その点、向こうの先生は端的かつ抽象的だけど分かりやすい伝え方されてるなって思う。

★喩えとして「とろけるように動いて」と言っても、「・・・?どゆこと?」になるのが常。
とろけるようにプリエから伸びて行って、等と言うと、多分「なるほど!」になるのかな。
だけどとろける=溶けて無くなる、とはまた違うものだし、しかもその状態を表そうとして首や肩を縮めてしまうのも違うよね。
とろける=チョコレートを溶かすとか、キャラメルを口の中に入れて味わうとか、どちらかと言えばそっちのニュアンスの方が強いらしい。※フランス人の先生に習ってた時、そんなこと仰ってました。

注意される時って「アウトラインや流れはできてるけど、端々に”何か違う”」があるか
もしくは「まだできるよね!」があるから。

自分はできてない、見直すことがいっぱい・・と思う気持ちと一緒に、出来ている部分もあるのだと分かると
少し、努力が報われる気持ちになれますよね。
ただ”何か違う”が直るか直らないかは、頑張り次第。
何が違ってるんだろう?に気づけたら、きっと改善できていくはず、です。


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