かつてバレエの個人レッスンをしていたお子さんと
再びご縁があって、現在少し違った形でサポートしています。
先日
「ねー、先生、小学生でバレエが完璧な子って居るの?」と。
私「完璧ってなあに?」
女の子「んー、んとね、何でも出来ちゃう子」
私「居るっちゃいるけど、そうなりたいの?」
女の子「うん、なってみたい」
私「そかー。でも余り早いうちに完璧になると
もう沢山やったからいいやーと、早く踊るの辞めちゃう可能性もあるよ?」
女の子「えー、そうなのー、面白ーい!」
と、なんとも哲学的な会話。
探求心を忘れない、とはよく言うけれど
楽しいだけじゃなく、中々這いつくばるような、しんどい想いを伴ったりします。
(長く続けてる人または、自分自身がそれを通じて
社会に影響、または知らしめたいと思っている人なら分かるかも)
それ以外はきっと多分、自分にとってもう限界と感じるかどうかで
辞めるか続けるかを、判断しちゃうんじゃないかしら。
そこの見極めは、ほんと難しい。
でも中々鋭くて、答える方も
一言一言を考えながら返事しました。
オチ:「先生みたいに諦めが悪いから、今も続けてる」と言ったら
「そうなのー?うふふふふー」
(※まだ何のことかも、全く分からない年齢なのに!もう(笑))

「バレエの先生」が、バレエの世界のみで社会と接点を持とうとするのは
実はとても枠が狭いもの。
先方から飛び込んでくれる可能性よりも、
こちらから何か、アプローチしていかなきゃいけない。
これは大人子供相手関係なく、今の私の大きな課題。
このご時世、バレエクラス継続させねば、という想いと
やはり、何かしら社会に貢献したいと言う気持ちとのバランス。
こないだAIがダンスを踊ってるのを見たけど
個人的には、あまり好きじゃない・・^^;
やはり、生身の身体が動くから
そこに「完璧」以上のものが、あるんじゃないかなと思っています。
”健康で美しくバレエを踊れるための、質の良い指導”を心がけて23年。
大人のバレエクラスを、参宮橋と目白にて開講しています。
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