昔の自分から

これまでも時々出してるこちらの写真、多分9歳頃だったと思います。
当時は貸衣装がなく、サテンのボディにチュールが何枚かついただけの衣装を手渡され
「このように、飾りつけをしてください」と先生から指示が出て
それを夜なべしながら、母が縫い付けてくれたのを思い出します。
その後お裁縫ができる年齢になると、自分で縫い付けるようにもなりました。


写真ではシニヨンを結ってくれてますが、これが中々難しい・と言ってたな。
同じバレエ教室の友達に美容院の娘さんがいて、そのお母さんが
「よっしゃ、おばちゃんがやったろ!」
と、髪を手直ししてくれたことが何度もあります。

本番の日の前は髪を洗わないとか(まとめにくくなるので)
紐のゴムでしっかり結わえると、ポニーテールが崩れにくいとか
直接先生から教わるよりも、周囲の人から教わる形で母も慣れていった形でした。

子供の頃習っていた奈良のバレエ教室の発表会では
メイン作品は、童話等から色々創作されることが多く
この時の衣装も「人物」を踊ったものではなく(何を踊ったかは覚えてない)
六年生になるまでは「火」や「水の精」「木」とかが多くて
(その他は赤ずきんと狼の”狼”も)
早く村娘とか「人間」を踊ってみたいなぁーと、ずーっと思っていました(笑)


これも過去に書いたと思いますが
レッスンの内容(体の使い方等)は今から見ると、とても古い方法だし
前腿もパンパンに太くて、所謂「悪い使い方」でした。
なのでそれを知った時は、やはりかなりショックでしたし
上京後は先生とも疎遠になってしまったのですが
けれど今思い出すと、自分の過去の経験として
良い影響も、沢山受けてきたのかなと。


最近の「すぐ、他のことを探す」という行動を見ていると
体や頭には残らない結果ばかりになりそうだなぁと。
もちろん、我慢する必要もないのだけど
何でも思い通りにすることが、是でもないような。

この先、バレエもどうなっていくのかな。
私はある一定ラインを保ちつつ、長く関わっていけたらいいなと思っています。






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