バレエの「観かた」

バレエ鑑賞に行くのは、実に楽しいものです。

綺麗な人達の踊りが見れるし、音楽はワクワクするし
加えて舞台美術や衣装、演出も楽しみ!
さて、今日の主役は〇〇さん、客席から応援してるー!

まずそんな気持ちで行くのが一番。見に行くのって応援ですもんね。

昨日はZ席を入手し、新国立劇場バレエ団の「ジゼル」を鑑賞。
吉田都さんが演出されたのもあり、確かに見知ってるジゼルとは少し違った印象を受けました。
その昔、日本バレエ協会公演の「ジゼル」で、私が貴族役で出演した時主演の一人が熊川哲也さん。
ロイヤルバレエから帰ってきたばかりの彼は、立ち役やコール・ド・バレエ一人一人の演技についても、傍で色々ダメ出しされてました(苦笑)。

本来マイムや演技で行う部分を、振りに変えてしまう演出もまだまだ多かった風潮の中で
「ここでは演技をする」と言う指摘は正しいことだし、全員が物語の登場人物ですからね。


演出を変えるのは、これまでこうでしたよ、と言う部分に手を加えて
更に繋がりやすくしたり、振りやフォーメーションを変えることもあります。
新しい感覚にリニューアルしていくことで、決まった価値観を少し壊す、と言う意味もあるかと。
舞台の照明もデジタル化で、新しい試みがどんどんされていき
それでいて衣装は古典的と言う対比が、逆に新しさを感じさせます。


あとはやはりダンサーの「踊り方」と「身体の使い方」に目が行くかなぁ。
世界観や演出は分かりやすいけど、力学的浮遊感や舞台上の存在感は、普段の身体の使い方の賜物。
そう思うと、本当に昔のバレリーナ達は凄かったのかも。
今は求められてるものがとても多いですが、これも一つの進化なのかもしれませんね。



宣伝も現代的でした。

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