やるからには時間が、と言う考えについて

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

先日踊った瀕死の白鳥、自分でリハーサルできたのが(多分)5回ぐらいでした。
リハーサル回数を言うのは、ちょっと憚られる部分がありますが
(なぜなら沢山練習した方が、質が高いものが出来ると思われがちなので)
でも、その回数分ぐらいしかできなかったので、どんなことに気を付けてたかと言うと・・

まずは、こちらのリール動画を是非ご覧ください♪

  • 1回のうち(おおよそ30分~1時間の時間枠としたら)、3回音楽をかけて踊る。
  • 3回とも、出来る限り動画を撮る。
  • 課題点の部分は、抜きで練習する。

例えば瀕死の白鳥は約3分半の踊りです。
それを3回繰り返すとなると、実際に音をかけるのは10分と少し。
残りの20分ちょっとは抜き稽古をしたり、少し休んだりして、大体30分で自分の目指すクオリティに行くことを、その日の目標にする。

仮に複数名交代で練習する場合も、お休みの時間ではなく自分の時間と考え、まず30分で目指す部分まで出来上がるのを目標にする。

※なぜ時間を区切っておいた方が良いかと言うと、当前のことだけど「疲れる」から。
疲れすぎるところまで頑張る必要はありません。正直、ソロを3回踊るともうヘロヘロ(笑)


それを5回繰り返したら合計15回は踊る機会が有る訳で、初回よりも体は慣れてくるし、毎回振りが変わるわけではないのですから、自分でできる部分vsできない部分が見えてきます。
10回だったら30回踊れる訳で、もう慣れて「もう十分!」位じゃないのかな(笑)

でも、これらの分析や方法論が理解できてないケースがが殆どで(かつての自分もそうだったけど)、そのため時間をかけざるを得ない。でもそれは”できない人”の思考パターンで、”出来る人・成果を出す人”は、限られた時間をどう使うかで賭けてくる。
最初から出来てるとか言う意味ではなくて、回数を重ねるごとに変われるか、変われないかの違いです。


不思議なもので追い込まれるほど自分に集中し、その時の結果に満足して次へ行ける、と言う考え方にようやくなれてきたのです。若い頃は色々未熟ですから、時間をかければ良い、頑張れば良い、と思っていたけど、歳をとるとそうはイカン(笑)
いつも助走のつもりで動いていることも、大事かもしれませんね。

「時間をかければ」と言う考え、もちろん正しい部分もありますが
ダラダラ過ごしても、濃く過ごしても、結局同じ時間しか流れていないのです。



膝が治るまでは、家では基礎的なポワントワークのみ練習。
地道にコツコツでした。

5回のリハーサル枠もございます。是非ご検討ください。

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