KAATにて近藤良平さんの「新世界solo」鑑賞

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

KAATにて近藤良平さんの「新世界solo」を観てきました。

空間アートがまるで頭から降ってきそうな中、ソロを踊る近藤良平さんは
以前WSを受けた時に感じた

「この人、おもろいな」
をそのまま再現されるような動きと踊り(?)で、あっという間の50分でした。

「50分で何か変えるのは難しいけど、50分後に幸せな気持ちになることはできる」
(だったかな?)観終わった後は、ほんわりとした優しい気持ち。


近藤良平さんって、ダンス界の「竹中直人」さんぽい、と言ったら失礼かな?(褒めてます)
謙虚な態度に面白くて、キレのある動きで無駄がない。
自分もこうあるべきだなぁと、背筋が伸びました。




こちらは”長塚圭史の思い付き” KAATペーパーから引用します。

「越境する芸術」と言う特集テーマが決まり、真っ先に思い浮かんだのが写真家の篠山紀信さんです。
篠山さんは写真を撮ることで、あらゆる領域を「越境」してゆく存在です。昨年、東京都写真美術館で開催された「新・晴れた日 篠山紀信」展では、ポートレイト、写真広告、東日本大震災の被災地の風景等、60年以上に渡る篠山さんの作品が展示されていました。それはまさに、昭和と平成の時代そのものでした。そして篠山紀信さんは、被写体と写真の境を超え、響き合い、インスパイ仕合いながら、新たなエネルギーを獲得し続けているのではないかと感じたのです。

総合芸術と呼ばれる「パフォーミングアーツ」は、様々な要素が絡み合い、ジャンルをクロスオーバーし、その輪を広げながら発展を続けています。400年の歴史を持つ歌舞伎は、話題の事件を文化を題材に、過去と現代を照らし合わせながら「今」を演目に取り込んできました。だからこそ「古典」という枠に収まらずに、漫画などの現代日本カルチャーと融合した新しい歌舞伎が生まれているのだと思います。一方で「新劇」の流れを汲む「演劇」は、まだ歴史が浅く、「今」に新しい出会いを求めるのと同時に、過去を振り返り、古典に立ち返ることで新しい何かをつかめることがあります。そうやって「越境」し続けることで、舞台芸術が活性化してゆくのではないでしょうか。~以下略~


これを読んで感じたのは、高い次元で物事を考え、行動されてるから越境しても受け入れられる。
他を利用して自分の思想を乗せることではない、と言うことです。



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