『フィンランド国立バレエ、白鳥の湖』配信鑑賞記

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。


こんにちは。
昨夜ふとTwitterのタイムラインからこちらを見かけ、鑑賞しました。
『フィンランド国立バレエ、白鳥の湖』

https://oopperabaletti.fi/stage24/joutsenlampi-tallenne/

こちらは昨日ライブ配信され、アーカイブで6ヶ月間無料配信されるそうです。
以下、Twitter ”バレエ好きの経理担当者”様より引用させていただきました。


フィンランドではコロナの影響ではこの「白鳥の湖」を含め、2月末まで全公演がキャンセル。そのため、今回の収録は、本来は1人2役のオデット・オディールを2人が踊り、王子も3幕のみキャストが変わる特別版となっているようです。
オデットは、元Kバレエの松根花子さん。オディールはVioletta Keller。 フィンランドの冬をモチーフにした演出だそうです。

白鳥の湖、かつて何度か舞台に出演して踊って、またスタジオ発表会にて第三幕を抜粋して上演した演目ですが、今回の演出はまるで童話の世界をビジュアルで見ているような感覚になりました。(いいなー♡)
分かりやすくて展開が良く、演出を活かす照明が美しく、あとはカメラワークがとても良い。
出演者の衣装の美しさにも注目です。(特に第三幕)

オデットを演じられた松根花子さん、とてもたおやかで情感的なオデットでした。見入っちゃう感じ。
オディールのVioletta Keller、テクニックが強くて正確で、華がある踊りをします。
ロットバルトは背が高いせいか、悪魔と言うよりドラキュラっぽい感じで、何とも言えない存在感。
そしてロットバルトの手下達の存在が、何とも言えないダーク感のアクセントになっています。
第四幕のラストが余りに衝撃的で・・・こんな結末ってあるの??と言う気持ち。

”バレエを伝える”と言うのは、まず作品を知ってもらうことの方が絶対に分かりやすいと思っています。
見たことは無くても、名前は知ってるものから入るとか。
それは多分、絵画の”モナ・リザ”や、音楽の”エリーゼのために”等と似たようなものかもしれない。

言葉の無い演劇=バレエなので、見ていると自ずと想像力もきっと助けてくれるはず。
見ている人なりの見方で楽しんでもらえるのが一番だと感じています。ぜひご覧になってみてくださいね。



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