踊るための、心の鍛錬

おはようございます。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

こちらはもう2年前ですが、”瀕死の白鳥”を踊った時のもの。
懐かしい・・


で、この写真は絵面としてはとても好きなんだけど、足が余り上手くアンデュオール(ターンアウト)してないように見えちゃうので、今日まで秘めてました(笑)
※バレエってこういうところを突かれやすい、と言うか、自分で「あら、ここ残念~~」と思う部分は往々にしてありますもん。


昨日メールで、今度舞台でソロを踊る生徒さんに何気なくアドバイスしていた時「ソロを舞台で踊る醍醐味」と言いますか、自分がどんな風に考えて臨んでいるかを伝えてみたのだけど、きっと彼女になら伝わっている気がします。頑張ってくださいね!


踊ってる時は誰でもその数分間に対し必死であり忠実で、そして没頭するもの。
だけどいかにしてその数分間の質を高めるかは、練習の積み重ねと一緒に焦らない力を身に付け、パニックになったりしないための心の鍛錬を身に付ける必要があると思っています。

それを身に付けるには、現実的な思考と視野を広げて物事をみること。
自分の普段の生活で起きうるハプニングに対しても冷静に判断でき、場合によっては他者に相談し改善する行動力があること。

よく「作品の世界に入って踊って!」等と言ったりしますが、作品の世界に入ることは、作品が創られた背景を知り、自分なりで良いから理解することであって、現実と非現実の区別を持たないまま、練習に臨んではいけないよ。。。。。

見えない世界を想像したり、また漠然とした抽象概念の注意の元でレッスンするより、その作品を創った人や作曲家、踊られた時代の状況を想像したり文献読んだりする方が、100万倍自分のためになります。
表現力を磨くのは賢明さの証でもあるので、勉強することが一番。
他には客観的&現実的な評価や意見してくれる人が身近にいることとか、そう言ったアドバイスをくれる先生に習うことじゃないかな。


私も多少なりともブレたことがありますが、今はこんな感じで笑っていられるので、迷っている人に伝われば幸いです。





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