KayanoBalletStudio主宰
バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。
一昨日映画を観てから
「なぜバレエは、ストイックになりやすいんだろう」
と言うことが、薄々だけど分ってきました。
私が子供の頃「バレエはボリショイだよ」と教わる位
他を本当に、知らないままでした。
当時ソ連と言っていた頃でしたが
私はソ連と言う国が、苦手でした。
(その前のロシアは、興味があったのだけど)
「社会主義ってなあに?」と本で調べ
その時にソ連では、バレリーナは国家公務員だと知ったのですけど
まだまだ良く分からないこと、知らないことが多すぎた当時。
ホワイトクロウでは、KGBがヌレエフの行動を
随時監視している様子や
芸術監督には誰も意見を言えない
そういったシーンも登場します。
「あ、こういうことなのかな」と閃いたのが
★逆らえない空気がある分、
自分を認めてもらうためにはひたすら向上するしかない。
★社会体制の中で、自由に自分の意見を言ったり行動することは
国家反逆罪に問われる可能性がある。
怖・・・・(><)
ストイックに、と言うか
他者との間に、一旦壁を作らざるを得ないだろうなぁと。
思うに日本にバレエが入ってきた時
その”風潮”も一緒に取り入れたのかも、なんて。
(これはあくまで個人的見解です)
1ドルが360円の時代、文化庁からロンドンに
バレエ研修に行かれた先生が
「ロンドンは日本と全然違っていたわよ」と仰っています。
明るかった~、楽しかった~、と。
同じ文化なのに、体制次第で
まったく別ものに感じられるようになってしまう。
信じ込んできてるものを
一旦疑ってみるのも、大切ですね。
「だってこういうものだから」で終了!じゃなくて。
最近は私も、”脱・ストイック”です^^
なぜなら、しんどいから。
平和だな、と感じられたら、まずそれを大切に。
そしたらレッスンも、むやみに自分を追い込まずに行えるようになるはず!
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