大好きな作品”ジゼル”を、より深く知った日

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

自分が踊るうえで、大好きな作品と言うのがあります。
私は”ジゼル”。
もう一度踊りたいと思っています。

踊り手側が「この作品が好き」とか
「踊ってみたい」と思うのは
多分感覚を超えた”何か”
があるのかもしれない。

昨日は「古より蘇るジゼルの魂〜グリジのリトグラフとの出会いから」
と言うイベントに参加。

1841年にジゼルを初演した、カルロッタ・グリジが舞う姿を描いたリトグラフを
友人の米田ひろみ先生が、オークションで落札され
それを額に納めるセレモニーをしたい、と言うことで

ジゼルにまつわるエピソードを
バレエ史家の池田愛子さんが 、濃く深く説明くださいました。
ちなみに、このリトグラフはホンモノ!
だけど、落札価格はさほど高く無かったそうでした笑

リトグラフは版画の一種です。
とても繊細に、細かく描かれ
特に目は、本当にキラッとしていて
なんとなくだけどこの画には魂が宿ってるような
そんな印象を受けました。

私は短大時代、”西洋演劇史”を選択していまして
ギリシャ悲劇・喜劇~シェイクスピア
~チェーホフ~現代劇の戯曲を
半年間で数十冊読むと言う課題がありました。
読むだけじゃなく、演劇と舞踊についてのレポートも書くんですけど
正直相当きつかった講義でした。

だけどそのお蔭で
舞踊の成り立ち(とても演劇と深く関わっていること)
コロスとコール・ド・バレエの似通ってる点なども
ごく自然に理解できてます。(忘れてる事もあるけど)

踊りを単なる感情表現とか、
ダンサーの身体能力としてだけ褒めたたえるのは
なーんかちょっと違うよね・・と常々思うのは
そこに深みが見えないから。
作品ごとに、時代時代の考え方や世相、哲学が反映されているからです。

バレエの作品にはストーリーがあるけれど
メロドラマ的に、サクッと誰かが創ったのではなく
色々な要素(宗教的、階級的、世相などなど)が
絡み合ってるのですよね。
そして必ず音楽が、ストーリーを助けてくれている。
ジゼルの作品の裏側は、奥がとっても深かったです。

ちょっとぼやけてますが・・
額に入ったリトグラフは、とても素敵に見えました。

 

photo by Kiyonori Hasegawa

大好きな作品を深く知ることで
「もう一度踊りたい」を叶えたい。
そしてね、劇場へ行くことを
今の時代、もっと気軽に楽しめるように
なれば良いなぁと、いつも思っているのです。
なぜなら劇場=人の生活との関わり方、だから。

それらのことがもっと一般的に伝わるようになると
きっと現場(劇場)で観るバレエが
更にさらに、面白くなると思うのですが。
そういう演出家、居ないかな?^^
そんな現場に立ち会いたい。
想いがふつふつとした節分の日でした。

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大人のバレエはエレガントに美しく。
踊ることで、心と身体を調和させましょう。

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