「今、バレエが楽しいと思えないんです。」
このようなことを言われたことが、この夏は2回ほどありました。
これを相手から言われて、うわ~ぉ、と思わないバレエの先生は居ないでしょう。
ここに至るまでの状況は、本当にさまざまです。
なので一括りには出来ないことだけど、大抵兆候が分かったりもする。
— 特にバレエを志す、と言う人ではないケースで書いてます。—-
なんで自分が選んだことを、楽しいと思えないのかな。
大抵の場合「情熱の持ち方」が、どこか曖昧に見える。
また他の事では楽しく続けられるけど、と言うのなら
だとしたら、向き不向きも有ると思います。
何でもかんでも、同じ線上にはありませんから。
けれど「やりたい」と言って来られた訳ですから
こちらは誠心誠意、その人を含めた内容でクラスを創り上げてる訳です。
それが「どうも自分には違う」と言われるなら
「そうでしたか、合わないんですね。」で良いと思う。
こちらが提示してる価値が、まだ分からないんだろうな、と思うこともあります。
それには色々な方が書かれてるけど、受け手が成長するしかありません。
京都に行ったジュニアちゃんは
学校が、とてもとても楽しいらしい。
でも専門性が高い環境にも関わらず、
周りの友達は、皆彼女と同じ考えとは限らないと言いますし
人の考えの多様さを、10代の高校生の頃から学び
自分がどうすべきかを、ぶきっちょなりに見出してます 笑
まぁ、そんなもんだろうとも思います。
楽しいと言う気持ちが分からない、と言う人は
誰かと同じ気持ちじゃないといけないと、無意識に思い込んでるのかもしれませんね。
そして自ら楽しくしよう、と思うアイディアが少ないのかも。
自分に用意されてきた事が十分クオリティが高く、それに対して慣れっことか
まだ挫折した経験が無いとか・・
でも子供のような、まっさらな無邪気な気持ちで一度ものごとを見てみると
自分が興味を持ったことならば、真っ先に行っていて
自分からどんどんアイディアを出して、取り組んでいたはず。
自分の感情に、素直になってみることです。
これは楽しくて、ワクワクすること
これはもしかすると、打算的に考えてること
これは、自分の心の底から拒否すること などなど
1つずつの事柄に対して、ちゃんと自分の感情を洗いだしてみる。
そうすると、自分が置かれてる環境の有りがたさが分かり
自分が普段考えてる物事の、基準が分かる。
そこにもし感謝を見出せられたら、今の状態がいかに勿体無いかに気づけるかもしれない。
人は沢山の感情を経験するために生まれてきた、とも言われてます。
私は無理に何でも楽しみましょう!とは言わないです。
(心がバカになっちゃうから)
けれど以前は楽しかったことが今は楽しめない、と言うなら
成長のチャンスなのですよ。
そして考え方がまだ幼かったな~、と思ったら
すぐ改めて、行動にうつすことです。
若いうちの悩みは、若さの特権みたいなものだけど
それに甘んじてると、人生の残り時間なんてあっという間に無くなっちゃうからね!
それだけは、本当に真理です。
音楽についてお話されてますが
色々なことにも応用できます。
ご自分が好きでやってることに、置き換えてみると良いかもです。
「教えられることと、教えられないことがある」
バレンボイムさんもそう仰ってます。
ちょいと真面目な記事でしたが、本日もスタジオでお待ちしています(*^_^*)
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